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1:いしさん
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2025/06/20 (Fri) 10:58:50
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桶やさんおはようございます。
郵政博物館の昭和製作所製丸型ポストはFRP製ではありませんよ。(郵政博物館の展示用に特別に製造したため、丁寧に研磨して、表面がFRP製の如く、つるつるだったということです。)
昭和製作所=昭和 or 否 について考察してみました。
①別会社であり、単年度のみ発注されたとすると、郵政博物館以外、実用に供されたものは、1本しか見つかっていなく、同様な西電、大洋、東燃、については結構な数が見つかっています。(一番少ない日吉でさえ、3本見つかっています。)
このため、単年度のみ(昭和とは別会社の)昭和製作所に実用としの発注があったとは考え難いです。
②ユ501仕様書にて「昭.24.□□製」(製造年次および製造者名を取出口の背面下部に鋳出して表すこと。)と規定されていて、昭和24年製、25年製にはこの仕様に合っていない、メーカーもありますが、これらのメーカーのものは、昭和26年以降、皆無です。
このことから、郵政博物館のものはあえて「昭 27/昭和製作所製」(2段書き)にして、実用と区別、研磨も細かくして、表面をつるつるに仕上げたと考えます。
サンホテル大間のものは、予備として同時に鋳造したが展示用の受注は1本のため、通常製造品と一緒に出荷したものと考えます。
なお、サンホテル大間の表面、実物は見ていませんが、写真からは普通のものと同じに見えます。(もっとも、経年から言って、何度も塗り直しされていて、屋内保管の郵政博物館のものとは比較出来ません。)
③以上から、郵政博物館の「昭27/昭和製作所製」1号丸型ポストは、通常は「昭〇〇、昭和製」と表示していた、同会社が郵政博物館の展示用として、特別に製造したものと推定いたします。
サンホテル大間の1号丸型ポストは予備として、鋳造されたものが、展示用としては必要無くなり、通常品に含め、出荷されたと推定いたします。
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2:桶や
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2025/06/20 (Fri) 15:51:11
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なるほど、参考になりました。郵政博物館の展示用のものは、いつ頃鋳造されたんでしょうね。S27ではないでしょうね。また何故、大金を掛けて展示品を作る必要があったのでしょうか。既存の他の銘のものならいくらでもあったでしょうに。
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3:いしさん
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2025/06/20 (Fri) 21:23:45
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1.東京都墨田区民家前の庇付きポスト
2.(角型交換追記)ときがわ町 JR明覚寺駅前
3.旧越生酒造の写真と記事の転載、東燃と三谷の
刻字写真、お願いいたします。
4.前橋市 元ななそ庵の銘と写真の転載。
上記、4ヶ所の訪問日お教えください。
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4:桶や
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2025/06/21 (Sat) 01:46:17
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1.東京都墨田区民家前の庇付きポスト
撮影日は、R6.11.09です
2.(角型交換追記)ときがわ町 JR明覚寺駅前
PC内に画像がありませんでした。行方不明です。この周辺を散策したのは、R4.(2022)5.17です。
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5:いしさん(スマホ)
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2025/06/21 (Sat) 14:17:59
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>郵政博物館の展示用のものは、いつ頃鋳造されたんでしょうね。S27ではないでしょうね。また何故、大金を掛けて展示品を作る必要があったのでしょうか。
①製造年次はそのためなので、昭和27年のはずですよ。
②郵政博物館は郵政省の管轄下なので、郵政博物館に1本設置するということで、特別に予算を取るということはなく、郵政博物館が代金を支払うことも無かったと思いますが。
③製造年次とメーカー名が規定の表示から、外れているので、最初から、展示用にするとの指示が出ていたとわたしは考えます。
④墨田の庇付きポストの錠前が「八興納」については、このポストが昭和59年には下館郵便局で現役として使われていて、錠前の取り換えを(時期は不明)八興工業(角型ポストの製造メーカー)が行ったことだと考えます。
現在も現役として、使われている庇付きポストはほとんどが錠前は最近のものに取り換えているのではないでしょうか。
⑤高崎と居酒屋吉武のボツは鋳造時の巣(小さな穴)を鋲で修復したものと聞いた覚えがあります。
現在、庄司さんに問い合わせ中です。詳しいことわかり次第、ご報告しますね。